はじめまして、みなさんこんにちは
包丁blog開設してる、odaです。
みなさん、どうも!!
はじめまして、嫁です。
あたし必要??
包丁を研ぐにあたって必要になるのが砥石ですが
砥石の「面」、気にしたことあります??
「面」がしっかり平らになってないと、
その研いでいる「包丁」歪んでいる可能性がありますよ。
いきなり何言うかと思ったら。
それ野次??
違うよ!?
砥石の面直しの必要性を分かりやすく言ったんだ。
この記事では
初めての方でもわかるよう、包丁砥石の面直しの手順と方法を1~10まで説明するよ
面直しの知識はもちろん、重要なポイントや
あると便利なアイテムもなども紹介するので是非見て欲しい
砥石を使って包丁を研ごうとしている人、研いでみたい人、
そんな方は是非参考に砥石の面直しをしてみては。
この記事は次のような人におすすめ!
- 砥石を使って包丁を研いでいる方
- 面直しが上手くいかない方
- 面直しが面倒な方
- そもそも面直しを知らない方
包丁の研ぎ方が知りたい人は下から↓↓
洋と和があるから気になる人はどうぞ‼
包丁の手入れとメンテナンスの方法は、下の記事で解説してるよ。
包丁の研ぎ方【両刃編】は、下の記事で解説してるよ。
包丁の研ぎ方【和包丁編】は、下の記事で解説してるよ。
研ぐ前に、事前準備も大事だよ‼
包丁の研ぎ方【事前準備編】は、下の記事で解説してるよ。
また当ブログは、『 包丁 』に特化した『 包丁blog 』です。
特に包丁に詳しくない方でも、このブログさえ見れば『 包丁 』のすべてがわかるよう、
磨きをかけた内容のblogにしていきたいと思っております。
もし当ブログが皆様の参考になれば幸いです。
少しでも『 包丁 』に興味がある方は是非、見てみてください。
最新記事一覧
はじめに
みなさんは、砥石の面直しを行ったことはありますか?
ないよ‼
包丁無いもん。
そもそもだよね。
包丁を知りたい方は下から↓↓
包丁の種類と選び方 オススメな種類は、下の記事で解説してるよ。
じゃ、続きいくよ‼
砥石の面直しは包丁に限らずやハサミ、鉋など砥石で刃物を研ぐときに必ず必要となる作業です。
面直しをしたか、して無いかで研ぐ「質」や「精度」「速さ」「見た目」全てにおいて変わってきます
仕上がりはもちろですが、切れ味にも雲仙の差が生まれるでしょう
必ずしておきたい作業なので、包丁を砥石で研ぐ方は是非この記事を見て覚えて欲しい
ふーん、大事なんだ、、。
で、面直しってなに?
それはこれから↓↓で説明するよ
砥石の面直しとは
砥石の面直しとは簡単に言うと歪んだ砥石の面を真っ平らな状態に面を直すこと。
どうゆう事かというと、
包丁を研ぐ時は砥石を使って研ぎますが、研いでいると砥石の面(包丁を擦ってる面)が削れて凹んできてしまう。
目で見てわかる様であれば相当擦り減ってる状態ですが、大抵は目で見ても判断が出来ないくらい微量です。
目で見て、「凹んでないからいいや。」
は大間違い。
微量だからと言って、そのまま研いじゃうと大変なことになるよー。
そして、その歪んだ面を綺麗に平らにする作業のことを「面直し」と言います。
ちなみにその凹んだ砥石の面を直すのは修正砥石と言われる砥石です。
そーゆうことね。
凹んだ砥石を修正砥石を使って直すのね。
それを「面直し」って言うんだ。
その通り、100点。
また、包丁を研いでいる際に包丁が研げなくなった場合、砥石の目詰まり、目こぼれ、目落ちなどが要因となるがそうした場合にも有効な手段となる
面直しの必要性
なぜ面直しが必要なのか
理由は歪んだ砥石で包丁を研ぐと、歪んだ砥石の形状に沿って包丁も変形してしまう
せっかくの大事な包丁が歪んでしまうんだ。
そんな歪んだ砥石で何度も何度も包丁を研いでいたら
知らず知らずのうちに包丁自体も曲がり、切れ味も悪化し、最悪食材を切ることが出来なくなってしまう
砥石の面がしっかりと真っ平らでないと上手に、そして綺麗に研ぐ事は絶対に出来ないのです
言い切ったね。
また前述したが砥石の目詰まりうや、目こぼれ、目落ちなどした場合は、新しく面を出さないといくら研いでも研げないのだ
なのでその場合は面直しをして新しい砥面をだしてから、研ぎ直そう
ここで補足
目詰まり、目こぼれ、目落ちは砥石の表面に起きる砥粒の現象で研ぐ事が出来なくなる。
それぞれ理由があるがここでは割愛します。
研げなくなったと思ったら面直しすれば間違いないよ。
あっ、詳しくは「砥石の事」でやってるよ。
面直し前の重要なポイント 準備
準備ここでは面直しをする際に知っておきたい重要なポイントを紹介しよう
大事なポイントだから
是非覚えておこう
吸水
面直しに吸水?と疑問に思う方も多いでと思います。
実は修正砥石にも吸水を必要とする砥石があるんです。
その場合、その修正砥石もあらかじめ水に漬けておく必要があります。
また、ここでの吸水は修正砥石はもちろん、面を直す方の砥石も吸水が必要な場合は吸水をしてあげましょう。
ただ注意が必要なのは、水に漬ける必要がある砥石とそうでない砥石があるという事。
もし分からなければ事前に確認をしておこう。
ここで注意
吸水が必要ない砥石を水に長時間つけてしまうと変形や崩れたりするから気を付けよう。
え?
水に浸けると変形するの!?
すぐには変形しないよ。
長時間浸けると徐々にね。
もし分からなければ下の砥石についてみてみよう
砥石の種類や特徴は、下の記事で解説してるよ。
ただ基本的に面直し砥石はケイ素かダイヤモンドで出来ている
ケイ素の場合はビトリファイド製法が支流となる為水に漬けておく必要があるが、ダイヤモンド砥石は水を吸わない為漬ける必要はないのだ
砥石の固定
砥石が動いてしまうと思うように研げないだけでなく砥石が滑って落ちてしまったり、砥石同士がくっついてしまって上手く研げなくなってしまう
怪我の元となる可能性がある為、必要であれば砥石と固定する為の専用台があるので
購入を検討するのもいいと思う
平らになったか否かは目で見ただけではわからない
慣れてくれば砥石を擦っている段階で、終わりの感覚がつかめてくる
「鉛筆」
慣れるまでは、「鉛筆」を使うと平らになったタイミングがわかるので、面倒でも「鉛筆」を使おう
ちなみに僕は今でも鉛筆使ってるよ。
子供のお古。
でも、すごい便利だから真似してみて!!
小学校のだから濃いんだよね。
2Bだっけ??
ここで補足
作業してる時に砥石の角と直線箇所で手を切らないように、四つ角と四辺は少し面を削っておこう。
種類
前述したが修正砥石にも種類がある
基本的に面直し砥石はケイ素かダイヤモンドで出来ている
修正砥石はケイ素かダイヤモンドが支流だよ
ケイ素
通常の砥石と素材が同じ修正砥石
ダイヤモンドに比べて減りが早い
安価で手ごろだが平面が狂いやすい
荒番手で修正ができるので、使い切ることが出来る
補足情報
修正砥石がもしも歪んでしまった場合は
さらなる荒番手で修正ができるので使い切ることが出来るよ
ダイヤモンド砥石
表面がダイヤモンド粒子で出来ていてとても硬い
ゆえに減りがとても遅い
平面が精密で、維持しやすい
ケイ素よりも断然高価だが長持ちする
注意
稀に不良品でダイヤモンド粒子の土台自体が歪んでいた場合、
修正することが出来ない為、使い物にならないことがある。
店頭で平面をよくみるか、あまりに安価なものは避けよう。
面直し手順
①砥石の準備
面直しをする砥石を砥石台に乗せる
これは面直しの作業中に砥石がずれたり、砥石同士がくっついたりしないようにする為です
基本的に面直しをする砥石は下、修正砥石は上となる
手で持つのは修正砥石となるので覚えておこう
砥石台がない場合は
濡れた布巾などで代用ができるよ
いいけど、その使った布巾で
テーブル拭くのやめてよね。
臭いんだから。。。
あ、わりーわりー。
なんつって。
ここで補足
水に浸けるのは修正砥石だけじゃなくて、面直しする方の砥石も水に浸ける必要がある。
修正砥石と同じで水に浸ける砥石と浸けない砥石があるから要注意だ。
②印書き
面直しをする砥石に鉛筆で印を書く
どんな書き方でもいいが砥石全体に印を書きましょう
別に2B じゃなくてもいいんだってさ。
印がわかればいいんでしょ?
そうなんだ。
ただ、ボールペンやマジックは水にも弱いし
濡れた砥石には書けないかも。
③掛け水
面直しをする砥石に水を掛ける
補足情報
先ほど水に浸けていた砥石も水を掛けないと水分量が足りなくなるため
研ぐ前にはしっかり水を掛けてあげましょう
④研ぐ
ここで先ほど書いた印が全て消えるまで研ぐ
その際に先ほど砥石にかけた水の量もどの程度減ったか見ておこう
もしカラカラ状態であれば水分量が足りず上手く研ぐ事が出来ないのでさらに水を掛ける
研ぎ方は砥石全体が擦れるよう大きなストロークで力をかけ
基本の動かし方は上下方向と斜め方向。
上下方向だけだと砥石の歪み方によっては修正できないからである
ここで注意
研ぐ時に力いっぱいかけ擦るのはNG。
理由は力を掛けたことによって、砥石全体が斜めってしまう可能性がある為。
またダイヤモンド砥石でそれをやってしまうと電着ダイヤが剥がれてしまう可能性もあるので注意が必要だ。
面直しのタイミング
面直しのタイミングですが基本は包丁を研ぐ前に行いますが、
実は一度行えばいいかというと、そうゆう訳ではないのです。
砥石は包丁を研いでいる最中も、どんどん変形してるからです。
えー、最初だけでいいんじゃないのー。
少し面倒だけど、
そっちの方が綺麗に研げるんだ。
綺麗に、そして確実に研ぐ為には
面倒でも要所要所で面を直すことをおすすめします。
ちなみに刃物がしっかりと研げている、砥糞がいっぱい出る状態は、刃物が良く研げている証拠だが
一緒に砥石も擦り減っているという事
良く研げる砥石こそ
しっかりと面直しを行わないダメって事だね
そーゆうことだったんだ。
単に包丁だけ研げているのかと思った。
面直しにあると便利なアイテム
ここで砥石の面直しにあると便利なアイテムを紹介します。
あると便利なアイテムは
ここからは無くでも出来るけど
あった方が便利だよー!!って物を紹介するよ!!
便利だよー!!
っての早く紹介して。
砥石台
砥石台は砥石を固定する台になります。
砥石台があれば面直しをしる時に砥石がずれる心配がないので作業に集中できます
また砥石が薄い場合なども砥石台があった方が作業性が良くなるのでオススメです。
布巾
上で話した砥石台が無い場合は布巾があると便利です。
布巾は砥石の滑り止めはもちろんですが、こぼれた水や砥石から垂れてきた砥糞などを拭いたり広がらないように敷くこともできます。
付近は何枚あっても重宝しますので、2、3枚は持っておくと便利です。
布巾はあると便利だよー。
でもテーブルは拭かないでね!!
鉛筆
鉛筆は先ほどの「砥石の研ぐ手順」でも話しましたが、砥石の面が真っ平らになったか否かの判断を簡単に行えるようにする為のアイテムです。
実際に面直しを行うと分かるのですが、印が無いと終わりが見えず、どこまで研いでいいのかわからないのです。
また、印をつけて面直しをすることによって自分の研ぎ癖も分かってくるのでオススメです。
2Bじゃなくてもいいからね。
さっきからしつこいね。
桶
桶は水を溜めておく桶です。
水が入った桶があればその中に砥石を入れ吸水や、砥石の汚れを流す、水を掛けると全て簡単に行えるのです。
桶があると無いでは作業効率が全然変わってくるので是非オススメです。
まとめ
砥石の面直しはいかがでしたか?
どう?
意外と簡単でしょ。
んー、とりあえず
やってみようか。
「あれ意外と簡単」と思った方は多いのではないでしょうか。
そうなんです。砥石の面直しは作業は、覚えてしまえばとても簡単。
ただこの簡単な作業こそ、包丁を研ぐうえで一番重要な作業といえるのです。
これがしっかりと出来ていなければどんなに研ぐのが上手い達人であろうと職人であろうと
刃物を上手く研ぐ事は出来ないのだから。
そんな面直し、包丁を研ぐ際は是非やってみて欲しい。
ここまで見てくれてありがとうございました‼
他にも、オススメ記事あるからね!!